「福岡でホームページ制作を頼むと、結局いくらかかるのか」
料金相場を調べると、10万円で作れるという話もあれば、100万円を超える話も出てきます。
幅が広すぎて、自分の場合はどのくらい用意すればいいのかの見当がつかない…。
そんな方へ、福岡でホームページ制作をしている Ndesign が、
福岡の制作会社が公表している料金と60件以上の制作経験をもとに、目的とページ数ごとの料金の目安を表でお伝えします。
Ndesign の金額は、これまでにお出しした見積もりからの目安で、制作費のみです。維持費は後半の節で分けて扱います。
福岡の制作会社の金額は、各社の公表どおりに載せています。
読み終わる頃には、自分のホームページがどの価格帯に入るのか、見積書のどこを見ればいいのかが分かるようになりますよ。
結論:福岡のホームページ制作は、5ページ前後なら30万〜60万円からが多い
福岡でホームページを5ページ前後で作る場合、30万円から60万円くらいをスタートの金額にしている会社が多いです。
福岡の制作会社3社が自社サイトで公表している料金(2026年10月時点)では、5ページ前後のプランが「30万円から」「50万円から」「60万円から」でした。
上限を書いていない会社もあるので、内容によってはここから上がります。
私の場合は、5ページのオリジナルのホームページで40万円前後です。
打ち合わせ・デザイン・コーディング・お問い合わせフォームに、自分で更新できる機能(WordPress)と、公開までの設定を含めた金額です。
以前の記事で「5ページなら31万円前後」と試算したことがあります。
この31万円前後は、デザイン・コーディング・打ち合わせ・フォームだけの金額です。
そこに自分で更新できる機能と公開までの設定を足すと、40万円前後になります。
目的とページ数で見る、福岡のホームページ制作の料金相場
料金の目安は、何のために作るかと、そのために必要なページ数で決まります。
ここでいう「福岡で見かける帯」とは、福岡の制作会社が自社サイトで公表している料金の、スタートの金額の範囲のことです(社名は伏せています)。
型を使う作り方の価格と、ランディングページの行は、以前の記事で載せた数字です。
| 目的 | ページ数 | 福岡で見かける帯 | Ndesign の目安 | 金額に入っているもの |
|---|---|---|---|---|
| 名刺代わりに会社の情報を置く | 1〜3ページ | 型を使う作り方なら10万円台から/オリジナルで作る会社は30万円〜 | —(目安は載せていません) | 型の場合は、用意された型に原稿と写真を当てはめて公開するまで |
| 問い合わせを増やしたい | 5ページ前後 | 30万〜60万円から(会社によってスタートの金額が違う) | 40万円前後 | 打ち合わせ・デザイン・コーディング・お問い合わせフォーム・自分で更新できる機能・公開までの設定 |
| 採用や事業の柱にしたい | 8〜10ページ | 60万〜120万円から | 8ページ規模で45万円前後/10ページで40万〜55万円 | 8ページ規模の例:ページが増えるぶんのデザインとコーディング、お知らせ、お問い合わせフォーム(撮影は別) |
| 1つの商品・サービスで集客したい | 1ページ(ランディングページ) | 10万〜30万円(フリーランス)/30万〜80万円(制作会社) | 15万円から | 1ページとお問い合わせフォーム |
Ndesign の欄は、これまでにお出しした見積もりからの目安です。実際の金額は、ご予算と内容に合わせてお見積もりします。
名刺代わりに会社の情報を置く(1〜3ページ)
会社やお店の基本情報を、ネット上にひととおり置いておきたい方向けです。
用意された型に原稿と写真を当てはめる作り方なら10万円台から、オリジナルのデザインで作る福岡の会社では30万円からです。
この規模では、型を使うか一から作るかで金額の帯が分かれます。
問い合わせを増やしたい(5ページ前後)
トップページに、サービスの紹介や会社案内などの下層ページを4枚ほど加えた構成で、ホームページから問い合わせを受けたい方向けです。
この40万円前後には、お問い合わせフォームと自分で更新できる機能まで含めています。
お知らせやブログを自分で書き足せるので、公開したあとも情報を新しくしておけます。
採用や事業の柱にしたい(8〜10ページ)
採用情報や、サービスごとの詳しいページを分けて載せたい方向けです。
私の場合は、8ページ規模でお知らせとお問い合わせフォームを入れて45万円前後、10ページで40万〜55万円です(撮影は別)。
1つの商品・サービスで集客したい(ランディングページ)
ランディングページ(LP)は、1つの商品やサービスへの申し込み・問い合わせに絞った、縦に長い1枚のページです。
私の場合は、1ページとお問い合わせフォームで15万円からお受けしています。
向いている場面・向いていない場面と、依頼先の選び方は、こちらの記事にまとめています。

福岡でLP(ランディングページ)制作を検討中の方へ。フリーランス・制作会社別の料金相場、失敗しない依頼先の選び方、依頼前に整理すべき3つのことを、60件以上の制作経験をもとに解説します。
同じ5ページでも、金額に幅が出るのはなぜ?
ページ数と並んで金額を左右するのが、中の仕組みがどこまで入るかです。
見た目は同じ5ページでも、中に何が入っているかで金額は変わります。
以前、「ホームページって、結局いくらくらいかかるんですか?」と聞かれたとき、
私は「ページ数と、中の仕組みで幅があります」とお答えしました。
中の仕組みとは、たとえば次のようなものです。
- お問い合わせフォームを付けるか
- お知らせやブログを、自分で更新したいか
- 制作事例を、あとから自分で増やしていきたいか
こうした「自分で更新したい場所」が増えるほど、更新の仕組みを作る分の費用が加わります。
だからこそ、ご予算を先に教えていただければ、その範囲でどこまでできるかをお出しできます。
工程ごとの単価や、安いプランで省かれている工程については、こちらの記事で詳しく書いています。

福岡のホームページ制作で価格差が大きいのはなぜか。安い会社が省いている3つの工程と、見積書6項目の単価を公開します。5ページなら31万円前後という試算まで、60件以上の制作経験をもとに解説します。
見積書に並ぶ項目と、入っているかを確かめること
見積書は、項目が何に分かれているか・何が入っていないか・自分で用意すると外せるものは何かの3点で見ます。
どの見積もりにもある項目
次の4つは、ほとんどの見積書に並んでいます。「制作一式」とまとめて書かれていたら、どれが入っているかを聞いてみてください。
- ディレクション:打ち合わせと、公開までの進行の費用
- デザイン:ページの見た目と、情報を見せる順番を決める費用
- コーディング:デザインを、パソコンやスマートフォンで表示できる形に組み立てる費用
- お問い合わせフォーム:入力の画面を作り、届くかまで確かめる費用
入っていないことがある項目
次の4つは、見積書に入っている場合と入っていない場合があります。
見積書に書かれていない項目は、「やらない」という意味の場合があるので、聞いて確かめてください。
| 項目 | どんなものか | 見積書にないときの聞き方 |
|---|---|---|
| 自分で更新できる機能(WordPress) | お知らせやブログを、自分で書き足せるようにする仕組み | 公開したあとの更新は、自分でできる形になりますか |
| サーバー・ドメインの初期設定と公開作業 | ホームページを置く場所と住所を整えて、ネット上に公開する作業 | 公開までの設定は、どなたがやりますか |
| 原稿・写真 | ページに載せる文章と写真 | 原稿と写真は、こちらで用意する前提ですか |
| 操作マニュアル | 更新のしかたをまとめた手順書 | 更新のしかたは、どうやって教えてもらえますか |
自分で用意すると外せるもの
原稿・写真・構成案(どのページに何を載せるか)を自分で用意できるなら、見積もりを頼むときに伝えておくと、その分だけ金額が下がります。
ただし、外した作業はそのまま自分の側に移ります。
- 原稿:書き上げるまでに時間がかかり、公開の時期が原稿のできあがり次第になります
- 写真:手持ちの写真の枚数や明るさが、そのままページの印象になります
- 構成案:載せたい内容に抜けがあると、あとから足すことになります
見積書は「受け取った人がそのまま説明できるか」で見る
以前、概算をお伝えするときに、合計の金額だけをお返ししたことがあります。
あとから、デザインとコーディングに分けて、それぞれ何をするのかを添えて送り直しました。
見積もりは、受け取った方が社内で説明に使うことが多いものです。
見積書は、受け取った人がそのまま説明できる形かで見てください。
修正や別料金の書き方も、見ておきたいところです。
「予算があまりない」と最初に言われたご相談で、私は値引きをせず、打ち合わせでお聞きした「何をするのか」を見積書の備考に書きました。
修正はどこまで含むのか、何が別料金になるのかも書き添えています。
返ってきたのは、「大体、想定通りの費用感です」というお返事でした。
予算が合わないときにできること
予算が合わないときの調整は、値引きではなく、作業の中身を変えることで行えます。
- 作業を減らす:ページ数や、自分で更新する場所を絞る
- 自分で用意するものを増やす:原稿や写真を、自分の側で持つ
- 作り方を変える:決め方の手順を変えて、工程を1つ省く
作り方を変える例は、デザインの見本を作ってやりとりする代わりに、実際の画面を作ってお見せしながら決めていく進め方です。
デザインの見本を作る工程を省くぶん費用を抑えられますが、細部のデザインまでじっくり詰めたい方には向きません。
予算が合わなかった別のご相談では、金額を出し直さず、どのくらいのご予算だったかを伺いました。
作ったあとにかかるお金
ホームページは、公開したあとも毎月お金がかかります。
土台になるのはサーバーとドメインの実費で、月1,000〜2,000円ほどです。
更新や不具合の対応を任せる保守管理費は、一般に月5,000円からです。
私の場合は、月1万円からお受けしています。
初期費用が0円の月額制もあります。
その場合は、最低契約期間のあいだに払う総額と、月額に何が含まれているか(サーバー・ドメインの実費、更新の対応)を見て、制作費と維持費を分けて払う形と比べてください。
サーバーとドメインが何なのか、維持費の内訳については、こちらの記事でお話ししています。

ホームページの維持費は何にいくら払っているのか。サーバー=土地、ドメイン=住所の例えで内訳をやさしく解説します。相場の目安、業者にお任せのときの確認点、サーバーの引っ越しの基本まで、60件以上の制作経験をもとにお伝えします。
よくある質問
- ホームページ制作の料金は、税込ですか?税抜ですか?
-
制作会社によって違います。この記事の金額は目安で、福岡の制作会社の帯は各社の表示のまま載せています。私(Ndesign)の見積書には、税抜か税込かを明記してお出しします。見積書を受け取ったら、「税抜か税込か」と「支払いの時期(着手のときか、納品のときか)」を確かめてください。
- ホームページ制作に、補助金は使えますか?
-
使えることがあります。ただ、制度の内容や条件は年度ごとに変わります。使えるかどうかは、その年の公募要領で確かめてください。申請を前提にする場合は、見積もりを頼む前にそのことを伝えておくと、進め方を合わせやすくなります。
- 見積もりを頼むとき、何を伝えればいいですか?
-
目的、載せたい内容、自分で更新したい場所、予算の目安、いつまでに必要か、の5つです。予算が決まっていなければ、幅でかまいません。相談のときの伝え方は、下の記事にまとめています。

依頼を決める前でも、ホームページ制作の相談はしていいのか。経緯や予算はどこまで話すと話が早くなるのか。見積もりの前に伝えたい4つのことを、60件以上の制作経験と実際の相談の場面からお伝えします。
まとめ:相場で見当をつけて、見積書は中身で見る
- 福岡のホームページ制作は、5ページ前後なら30万円から60万円くらいをスタートにしている会社が多い
- 金額を決めるのは、ページ数と、中の仕組み(フォーム・自分で更新する場所)
- 見積書は「入っていないもの」と「自分で用意すると外せるもの」を見る
相場の数字は、自分のホームページがどの帯に入るかの見当をつけるためのものです。
見積書を受け取ったら、合計の金額と一緒に、項目の中身を1つずつ確かめてみてください。
一緒に進める人、いますか?
Ndesign では、ご予算を先に教えていただければ、その範囲でどこまでできるかをお出しします。
予算が決まっていなければ、「このくらいまで」という幅でかまいません。
見積書は、項目ごとに何をするのかが分かる形でお出しします。
どこを自分で用意して、どこを任せるかの線引きから、一緒に決めていきます。
